高すぎる見積
—相場より割高な単価設定
修繕工事の見積には、オーナー様が気づかないうちに割高な単価や不要な諸経費が含まれているケースが少なくありません。実際に、見積書の単価、範囲、歩掛率、施工材料、施工地域や建物環境における相場などが適正かつ妥当であるとは限らないケースが多々あります。専門知識がなければ金額の妥当性を判断するのは困難で、相場より数十万から数百万円も高い契約を結んでしまうこともあります。その結果、積立金や自己資金が圧迫され、将来必要な修繕費が不足するリスクにつながります。特にマンション大規模修繕では、予期せぬ追加戸別費用負担の増加などが懸念されます。